きっくおふ通信(ムンド・サルトコース号)
日頃、当クラブに多大なご協力ありがとうございます。
今回は市内巡回サッカー教室と私の学びついてお話させていただきます。
◆ 市内巡回サッカー教室
我々湖西FCは、湖西市内の幼稚園・保育園にサッカー文化を根付かせるため、そしてサッカーを通じて子どもたちの心の成長や身体作りをすることを目的として巡回サッカー教室を行っています。
サッカー文化とは…
サッカー先進国(スペイン・ドイツ・ブラジルなど)には、サッカー文化が根付いています。公園や広場には必ずと言っていいほどゴールが設置してあります。ゴール以外にも大きな壁があり、子どもたちはあそびの中で知らず知らずとボールを蹴る習慣が身についていきます。道具だけではありません。TVを付ければサッカー番組が当たり前のように流れ、各地域にプロサッカーチームがあり幼少期から質の高いサッカーを観戦出来たり、身近にサッカー選手と会うことも出来ます。そして何よりも、親兄弟・近所の人がサッカーをプレーすることの楽しさや観戦することの幸福さを知っているのです。年十年・何百年という時間がサッカー文化をその地域に根付かせます。我々湖西FCもこの湖西地域にサッカー文化を根付かせるため、幼少期の子どもたちにボールを蹴る楽しさ、ボールを追いかける喜びを体験していただき笑顔で練習を終了させること。このような思いで我々は活動しております。
幾世紀も、幾世代もの時がサッカー文化を根付かせる!
◆ お・も・て・な・し
東京五輪開催決定!!大変喜ばしいことです。
日本の用意周到なプレゼンや戦略的な人選など指導者として多くの学びがありました。その中でも私が感銘したのは滝川クリステルさんのプレゼンでの言葉です。日本は古来よりおもてなしの精神が宿っています。これは上記で述べさせていただいた、『日本の良い文化』ではないでしょうか?それでは、おもてなしとはどのような意味でしょう?訳すと多くの辞書に『思いやり』という言葉が出てきます。相手が言わなくても相手の心を察し、思いやりの精神で相手をもてなす。これが日本のストロングポイントだということです。サッカーにも同じことが言えます。仲間のことを第一に考えチームのために自分の力を発揮する、貢献することが必要です。しかしながら現代社会は利己的、自己中心的な傾向が見受けられるようになっています。良い意味で個人主義は必要です。しかし、仲間や相手のことも大事に考えられる心も必要だと私は考えます。人との関係が希薄になっている現代社会の中で子どもたちには、『相手への思いやり』をもう一度大切に考えてもらいたいことと、我々大人が、良いお手本となるように良い人間関係を作ることが大切です。
お・も・て・な・し = お・も・い・や・り
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