きっくおふ通信(ムンド・サルトコース号)
日頃、当クラブに多大なご協力ありがとうございます。
新年度からあっという間に3か月が経ち、新しい仲間も増えました。
今回は夏休みサッカー遠征・私の学びついてお話させていただきます。
◆2013 夏休みサッカー遠征
【年中:年長 8/19(月) 小1.2.3年生 8/7(水) 小4.5.6年生 8/22(木)】
①自立心を養う
出来ることは何でも自分でする。このような環境に選手を置くことで自立した人間や協調性のある選手に成長します。
なぜ、自立が必要か…?
子どもの試合に大人が選手として試合に出ることはできません。当たり前ですが子どもたちが試合をするのです。そしてサッカーの試合では瞬時に状況がめまぐるしく変わります。ベンチから指示を出しているときにはすでに状況は変わっているかもしれません。サッカーでは、自分で判断する力が最も必要なスポーツなのです。
②サッカー観・サッカー感(試合に親しむ・勝利を目指す)
日頃の練習の成果を試す・確認する。選手1人1人の努力の結果です。努力の成果を自分自身で確認してもらい、さらに上には上がいることを肌で感じてもらいたい。その中でサッカー観を磨き、勝利を目指し前進してもらうことです。
練習で様々なものを『教え』、遠征(試合)で様々なものを『気付きを与える』
選手たちに多くの『気づき』を得る遠征になるよう努力いたします。多くの参加者を希望します。
◆現代社会の子どもたちの問題がサッカー界にも影響を与えている
6月に愛知県刈谷市にて元サッカー日本代表:名波浩氏の指導実践に参加してきました。
指導テーマ:パス&コントロール(ポゼッションの発展)
名波氏:選手へのコメント「トップの選手になるには、もっと声を出すこと(コミュニケーション)、攻守の連携には、声が重要である!」
今回のキーワードは『声』でした。現代の子どもたちに不足しているのはコミュニケーション能力です。自分の意見を伝える・相手の意見を聴くこと。どちらも必要なことです。しかし、今プロになる選手の多くが相手に自分の意見を伝えることが出来ないと名波氏は問題視していました。この問題を解決していくのは『普段のトレーニングの中で自分から声を出していくこと』だと。現代社会での問題がサッカーの世界でも影響を与えていることに改めて確認できたことと、サッカー選手に必要なコミュニケーション能力の重要性とスポーツを通じて人間形成・人間育成の大切さを感じさせていただいた指導実践でありました。
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